1. |
プレースメント(里親やグループホームなのどの施設)の質の向上をはかり、すべての子どもたちに、まず安全な生活を確保する。 |
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2. |
子どものニーズを受けとめる許容力のある、安定した居場所を提供してくれる里親や親族のもとでの暮らしを維持する。 |
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3. |
すべての子どもたちが措置30日以内に健康診断、メンタルヘルス検査をうけるシステムをつくる。子ども一人ひとりのニーズに見合うケアプランを立てる。メンタルヘルスのアセスメントは心理士など専門のプロフェショナルが迅速におこなう。 |
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4. |
里親教育を徹底して、子どものケアにあたる人たちへ十分なトレーニングと支援をあたえる。 |
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5. |
きょうだいが一緒に暮らすことは、子どもたちの“ベスト・インテレスト”であることを再認識し、きょうだい分離を極力防止する。もしも、きょうだいが一時的にでも別々の場所に措置されることがある場合は、頻繁で有意義な面会の機会を与える。 |
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6. |
十代の里子たちのケアの向上をはかる。ティーンがシステムを離れる前、大人になる準備をととのえるプログラムを充実し、家出少年少女の数を減らす。 |
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ワシントン州の児童保護局は、かかげられた6つのゴールに向かって確実な成果をあげるように要求された。ひとつひとつのゴールにはさらに、ソーシャルワーカーがとるべき“アクション・ステップ(手順)”が決められ、児童保護局の努力の成果が上がっているかどうかを実際の数値ではかるための“ベンチマーク(数値基準)”を導入した。