このホームページは、虐待についてのさまざまな情報提供を行うと同時に、子どもに向けられる暴力についてひとりひとりの大人が真剣に向き合い、社会全体で虐待を減らしていくことを目的としています。

 これまでオレンジリボンキャンペーンは、子ども虐待について関心を向けると同時に、大人がもつ暴力について考えるということを目標としてきました。この目標に向かって進んでいくなかで、私たちは、自分自身が育ってきた家族との関係、成長の過程で関わってきた大人たち、悔しかったりつらかったりした経験、自分を支えてくれた人など、さまざまな人とのかかわりについて振り返ることが、子どもの気持ちを知る上でとても大切だと感じるようになりました。そこで、私たちは、大人同士が互いの気持ちを分かち合い、虐待を他人事としてではなく、自分自身の問題として捉えることができないかと考えるようになりました。

 今回、このホームページでは、分かち合いの試みのひとつとして、子ども虐待の現場に携わっている人、臨床に関係する研究をされている人、さまざまな子どもの活動に関わっている人、一般の人で関心をもっている人など、多くの方々に、ご自身のライフストーリーをお書きいただき、それを掲載させていただきたいと考えています。

 それぞれの分野で活躍されているみなさまの文章は、多くの人びとが虐待問題に関する親近感をもち、今後、新しく虐待防止について考えるきっかけになるのではないかと思います。
 虐待問題に関心を持っておられる方にとっても、自分自身のライフストーリーを語ることは、とても勇気がいることかと思います。ホームページはインターネット上で公開されるので、躊躇される方もおられるかと思います。内容については、ご自身でご判断していただき、お話できること、分かち合いたいと思われることを、お書きいただけたら幸いです。
 大変お忙しいところ申し訳ありませんが、是非とも、この活動の趣旨をご理解いただき、ご協力くださいますよう、心よりお願い申し上げます。なお、ご質問等がございましたら、どのようなことでも結構ですので、下記までお問い合わせください。

皆様にお願いしたい執筆の内容については、別紙を添付(PDF)しますので、そちらをご覧ください。
執筆の内容
執筆の内容(PDF)

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問い合わせ先:オレンジリボンネット管理人  箱崎幸恵
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