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人はなぜ怒るのでしょうか。ちょっとふり返ってみてください。つい最近怒ったときのことを。子どもが何かやらかしてカーッとなりましたか?
上司に、家族に言われた言葉にカッとなる。当然です。ある製薬会社のCMで、女性が息子に洗濯物を投げつけられムッとするシーンがありました。
怒って当然の場面ですが、「ま、いいか」と飲み込む。アサーティブに言えば「洗濯物は自分で洗濯機(洗濯かご)に入れてね。人に投げつけるのは失礼よ」となるでしょうか。
人は自分の尊厳を傷つけられたとき、反射的にムッとします。だから、ムッとしたとき、カッとしたとき、自分の何かが傷つけられているのです。それをふり返ることができれば、本当は何に怒っているのかがわかってきます。わかればどう表現したらいいのかも見えてくるのではないでしょうか。
幼い子どもは、感情をコントロールできません。しかし、怒って泣いてしっかり感情表出できれば、自ら回復していきます。子どもの中の力、あなた自身の中の力を信じること、それが一番の怒りへの対処法かもしれませんね。 |
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「ぼくはおこった」
ハーウィン・オラム 作
きたむらさとし 訳
評論社
アーサーがテレビを見ていたら、お母さんが「もう寝なさい」。「いやだ」ってアーサーは怒った。地球も月も、町も家も部屋も木っ端微塵に砕いてしまった。幼い子の怒りだしたら止まらない様子、怒り疲れて寝てしまう様子をユーモラスな絵でみせてくれます
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「おこりんぼうのアングリー」
ライマ 作
宝迫典子 訳
朔北社
怒りん坊の血が好きな蚊のポータンが、アングリーを刺しました。するとアングリーの口から火が出て、何もかも焼いてしまいます。水に潜っても、冷蔵庫に入っても火は消えません。仲間たちも逃げていってしまいました。
泣いて笑えば怒りの火は収まることをちゃんと描いています。

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