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「おおきなふかいくらやみ」
ジョン・プレイター さく
山口文生 やく 評論社
冬のある朝、チヌーはパパとママと海に行くことに。もう朝なのに暗いので、ランタンをかざして歩くチヌー。違う足跡を見つけては、くまの子やオオカミのこと遊ぼうとしますが、「おくれるよ」と急かされます。海にたどり着いてチヌーが見たのは、数ヶ月ぶりのお日様!ようやく待っていた明るさが戻ってきたうれしさ。動物たちも、パパもママもうれしそうです。
自然のダイナミックスの中で暮らしている人々は、特に自然の恵みに敏感です。お日様の暖かさ、月の輝き、そういうものをうれしいと感じる暮らしを伝えてくれます。
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「うれしいがいっぱい」
作・新沢としひこ 絵・大島妙子
ひかりのくに
ももこの提案で、さとるのつくった泥団子の花壇に、みちるが花の種をまいた。花が咲いてうれしくなったら、はじめが大きなホットケーキをつくり、それを食べてうれしくなったりさこが、、、。うれしいから、得意なことでみんなにうれしいことをしてあげる。うれしい気持ちがいっぱいいっぱい広がっていく。「うれしいがいっぱい」の歌を絵本にしました。 |
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「どろんこハリー」
ジーン・ジオン ぶん
マーガレット・ブロイ・グレアム え
わたなべしげお ぶん 福音館書店
黒いブチのある白い犬のハリーは、お風呂が大嫌い。ブラシを庭に埋めて逃げ出します。さんざん遊んで真っ黒になって帰ると、家の人たちはハリーとわかりません。お風呂に飛び込んで洗ってもらって、ようやくわかってもらえました。
子どもたちの冒険心をくすぐり、好き放題遊んだ後も、しっかり受け入れてもらえるうれしさを十二分に表現している絵本です。発売以来40年以上たっていますが、いまだに子どもたちが読んでもらってうれしがる絵本の一つです。 |
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