|
「ありのままの自分がいい
少年期・思春期のセクシュアリティ」
クレア・パターソン 著
リンジィ・クィルター 絵
eqPress 訳
太郎次郎社
思春期にさしかかった子どもたち、まっただ中の少年・少女たちに贈りたい本。大人にも聞けない、友人たちにも確認できない、そんな体や性に関わる不安、疑問に、わかりやすく答えてくれます。さし絵が豊富で、子どもたち自身が楽しんで読めるように工夫されています。作者はニュージーランドのセクシュアリティに関わる教育ディレクターをしていました。その実践から生まれた本です。 |
|
|
「女の子・男の子 思春期の性とからだの本―親が知っておきたいこと、子どもに知ってほしいこと―」
丸本百合子 村瀬幸浩
ゆうエージェンシー 発行
学陽書房 発売
女の子編、男の子編、そして二人の作者の対談からなっています。思春期の子どもたちにあてて書かれた部分と、親に向けて書かれた部分とがありますが、やはり思春期の子を持つ親に贈りたい本といえます。子どもの心身の状況を説明し、親の向き合い方、心構えなどを語ってくれています。 |
|
|
「メグさんの性教育読本」
メグ・ヒックリング 著 三輪妙子 訳
ビデオ・ドック 発行
木犀社 発売
カナダ人の看護婦さんによる、性を科学的に教える性教育の実践。実際のワークショップを中心に書かれているため、読みやすいです。科学的に性器の名称などをきちんと教えることは、性をありのままにとらえることであり、性被害を防ぐことにもつながると語ってくれます。親や教師など、子どもたちに関わる立場にいる人みんなにおすすめの本です。
|
|
|