2020年度「児童虐待防止 支援者のためのケースワーク・カウンセリング講座2020」(5月17日(日)よりスタート、全6回)、「児童虐待・事例検討会2020」(4月12日(日)よりスタート、全6回)を開催します。毎回、児童虐待防止に関わる多くの支援者の方々が参加してくださり、日々の支援に活かしていただいています。7年目は迎えた今年度は、2020年3月から、参加者の方々を募集します。児童虐待防止講座は2020年3月16日(月)~、事例検討会は2020年3月9日(月)~募集開始です!(講座や事例検討会のパンフレットは最後にPDFでご覧いただけます)
「児童虐待の原因は、母子の間に「愛着関係」が成立していないことです。児童虐待事故や偶然の出来事ではありません。それは継続的な異常事態であり、原因があります。原因を知るには、まず、「普通の家庭」では虐待は起こらない、という事実を理解することから始まります。普通の家庭とは、「母と子の愛着関係が成立」している家庭です。当講座では「愛着関係不成立」の原因を3つに分けて、詳しく検討します。」(児童虐待防止支援者のための講座2020のパンフレットより抜粋)
2018年に、東京都目黒区で、2019年に千葉県野田市で起きた児童虐待死事件などにより、児童虐待防止法が改正されました。国も虐待防止に予算をかけて力を注いでいる現在、さらに虐待問題に関わる支援者の方々の支援の在り方が問われています。支援者の方々は、適切な支援を迅速に行うことが急務に求められています。支援の際に不可欠なことは、従来の児童虐待の理解や、児童虐待防止の支援を新たな視点で見直し、正しい知識を深く理解した上で、正しい見立てをし、親と子の支援を行うことだと思います。是非、ご参加ください。
「児童虐待防止 支援者のためのケースワーク・カウンセリング講座2020」
●対象・参加資格:下記のような資格を持っている方で、守秘義務を厳守できることが条件です。
1.児童相談所・子ども家庭支援センター・保健所・福祉事務所・福祉施設・病院・クリニックなどで児童虐待防止に関わっている専門家の方
2.小中学校・高校の養護教諭・教員・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー
3.母子自立支援員・婦人相談員・母子生活支援施設職員・婦人保護施設職員・主任児童委員・児童養護施設職員・乳児院職員
4.その他、虐待防止の支援活動、この分野の研究をされている方などで、守秘義務守秘義務を厳守できる方
● 日時
奇数月の日曜日 10:00~17:00 全6回 2020年5月17日、7月5日、9月6日、11月8日、2021年1月17日、3月7日
●場所 飯田橋レインボービル (JR飯田橋駅 西口6分・地下鉄飯田橋駅 B3 出口5分 )
●定員 100名(先着順)
●参加費 全6回 50,000円 (テキスト代含む)
★ 参加申込みの開始日は、2020年3月16日(月)です。
「児童虐待・事例検討会2020」事例検討・事例解説・支援方針の立案・講義をグループスーパーヴィジョン形式で行います。
●講師 高橋和巳:精神科医 /スーパーバイズ&講義
●日時 奇数月の日曜日 14:30~17:30 全6回 2020年4月12日、6月14日、8月9日、10月11日、12月6日、2021年2月7日
●対象・参加資格 ➀専門職の方で守秘義務を厳守できる方(必須条件です)参加資格は児童虐待防止講座と同様です。
●場所 東京学院ビル2階教室(JR水道橋駅西口徒歩1分)
●定員 40名(先着順)
●参加費 全6回 30,000円 (各回のスポット参加は1回6,000円)
★参加申込みの開始日は、2020年3月9日(月)です。
◎お問合せ・申込先
児童虐待防止支援者のための講座 事務局 担当 中村聡太郎
E-Mail: group_stop_gakutai@yahoo.co.jp Tel: 090-2653-1892
以下のPDFのパンフレットをご覧いただき、講座や事例検討会の内容や参加資格などをご確認の上、是非、事務局にお申込みいただけたらと思います。定員になり次第締め切ります。毎回大変好評で「見立ての仕方と、見立ての大切さがよくわかった」「学んだことを現場ですぐに活かせる」等の感想が多い人気の講座と事例検討会です。早めのお申込みをおススメします!
●「児童虐待防止 支援者のためのケースワーク・カウンセリング講座2020」パンフレット (A4サイズ全6ぺージ) kouza2020-6P
●「児童虐待・事例検討会2020」パンフレット (A4サイズ全4ページ) case2020-4P
オレンジリボンネット管理・編集人 箱崎幸恵